左の図はピラミッドの位置関係を表していますが、北はアブロアシュから南はアルラフーンまでとかなり広範囲にわたって建設されていることがわかります。特徴としては、ピラミッドがすべてナイル川をはさんで西側に建設されていることが目に付きます。古代のエジプトではナイル川の西側は日が沈み、広大な砂漠の広がる死後の世界だと考えられていたことがよくわかります。南北では、ギザ地区の3大ピラミッドをはじめとして、アブシール、サッカラ、ダハシュールと広範囲にわたって多くのピラミッドが建設されています。当時のエジプトの首都はサッカラにありますから、その周辺に建設地を定め王都を死後も永遠に見守ろうという古代ファラオの気持ちがこめられていたのかもしれません。
現在エジプトではピラミッドと思われる遺跡が100数個発掘されており、風化の激しいものから規模の小さいものなど、状態はさまざまです。ここではすべてのピラミッドを表示するのは難しいので大まかなピラミッドを振り分けてみました。
