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トップエジプトの食材
 エジプトの食材のお話です。エジプトの食材と言うとパッと思いつくものではにんにくとモロヘイヤが思い当たりますが、それ以外にも様々な食材が古代からエジプトの食生活を彩ってきました。


(写真提供:All About)
 まず初めにスパイスの数々。これらはエジプトではなくてイスラムの影響で販売されていたのかと思いきや実はそうでもなく、古代からエジプトで親しまれてきたスパイスたちだといいます。以下はAll Aboutさんからの抜粋。

 古代エジプトでは、スパイスは貴重な薬、香料、化粧品などの役割を果たしており、なかでも、数種類のスパイスは精力がアップする妙薬として珍重されていた。その証拠に、「千夜一夜物語(アラビアンナイト)」の「アラジンの物語」では、このように伝えられている。
・・・子供に恵まれないカイロの商人が、市場の老人から強壮剤を手にいれ、それを飲んだらやがて子供が授かった。その強壮剤には、シナモン、クローブ、カルダモン、しょうが、白こしょうなどのスパイスが含まれ、オリーブオイルで煮立てたものだった・・・

 なるほど、スパイスと言うものは古代のエジプトから延々と愛されてきた食材だったのですね。それも、薬効などをすでに知っていて利用していたと言うのだから、その知恵と知識には驚かされるばかりです。また、化粧品にもスパイスが利用されていたと言うのですから、私たちの想像していたようなスパイスとは、一つも二つも奥の深いものだったようですね。

 当然スパイスのほかにも様々な食材があります。エジプト発祥の食材と言われているものの一つにはキャベツもあり、キャベツはナイル川周辺の工作地帯で、主に貴族やファラオなどの食材として栽培されていたようです。庶民はキャベツや野菜などを頻繁に口に入れることはなく、小麦で作ったパンを主食としていたとされています。
 ここで出てきた小麦もエジプトでは重要な食材として扱われていました。庶民はもちろんの事、貴族やファラオにいたっても野菜の他にはパンを食べて生活していましたし、日本で言う米のような存在でした。パンもエジプトでは20種類以上の物が多様に作られていたとされています。

 健康食材としても有名なのは、最初にあげたにんにく、モロヘイヤのほかにもう一つゴマもあげられます。
 ゴマの健康価値は現代の私たちの知っている事はもちろん、古代のエジプトでも良く知られていて、男性を初めとして女性も美容の為に食事に取り入れるなど積極的にゴマを食べていたようです。また、パンに付けて食べる汁の材料としても重宝されてきました。
 それではここからは各食材の美容効果や栄養面などを考慮しながら見て行きましょう。

豆類
 エジプトの代表的な食材には豆類は欠かせないものとなっています。特に、レンズ豆とひよこ豆はエジプトを代表する豆の中でも1、2位を争うほど良く料理にも利用され古来からエジプト人に最も親しみのある食料の一つとして君臨してきました。
 その中でもひよこ豆は特にエジプトの中でも有名な豆として知られ、別名をガルバンゾー、エジプト豆とも言われています。栄養価はたんぱく質が多く含まれていて、その他にも脂質、炭水化物、ナトリウムを含んでいるなど、穀物食品の足りない栄養分を補うような役割を果たすとされています。
 自然な味わいで食感もいいので、日本人が食べても親しみの持てる食材としてもオススメできます。
(写真提供:小堀産業)

モロヘイヤ
 現在では野菜の王様として世界各国で親しまれているモロヘイヤですが、古代のエジプトでは非常に一般的な食材として親しまれていました。現在の日本でもスーパーなどに行けばモロヘイヤが販売されているのを見ることが出来ます。
 モロヘイヤにはミネラルやビタミンを豊富に含んでいる上に、カロチンの含有量も全野菜中トップクラスになるので、活性酸素を抑制する力が非常に強く、老化を抑制する働きがあるなど美容効果も大きく期待される食材としても有名です。
 様々な栄養素が多く含まれているために非常に注目されている食材ですが、あまり日本ではシェアが広まっていないというのが実情のようです。
(写真提供:園芸ミニ講座)

松の実
 エジプトでは古来から松の実というものも非常に良く食されてきました。単体を調理する方法はあまりなかったように見受けられますが、様々な調理のトッピングとして利用されていたりと仕様用途は広かったようです。
 松の実は現在でも高級な食材として世界各地で重宝されています。その松の実の栄養分はマグネシウム、リン、亜鉛を非常に豊富に含んでいて、さらには他の植物性油には入っていないピノレン酸というものが入っているため、健康と美容に非常に大きな影響を与えるとされています。
 ピノレン酸というのはコレステロールの抑制を初めとして、高血圧の抑制、肝脂肪を低下させるなどの多様な働きをしてくれる優れた成分です。エジプトに限らず古来から世界各地の様々な地方で松の実は女性の美肌作りに役立つとされて多くの人々に利用されてきた食材のようです。
(写真提供:YamYamHompo)

にんにく
 日本でも強壮効果、疲労回復効果があり、毎日を健康に過ごすためにという事で様々な商品が出回っているにんにく。実は、エジプトでも古来から様々な人々に愛用されてきました。
 その栄養効果は、主にカリウム、カルシウム、ビタミンB1、B2、ビタミンCなどが多く含まれていて、豊富なビタミンは美肌作りに必要不可欠なものとなっています。さらに、にんにくを傷つける事で発生するアリシンという成分は疲労回復など様々な効果をもたらし、人間に活力を与えてくれる成分です。
 また、にんにくに豊富に含まれているビタミンB1は精神の緊張をやわらげてくれる効果があるなど、近年の研究では健康や美容だけではなく、精神的にもサポートをしてくれる優れた食材だと言う事が明らかになってきました。
(写真提供:まほろばの里)

ラム肉
 日本でもジンギスカンの材料として有名なラム肉ですが、世界中で最も広く食されている肉と言えば、実は牛や豚ではなくて羊の肉だったりもします。
 古代のエジプトでもラム肉は非常に広く食されていました(とはいっても、農民階級ではなかなか食べる機械はなかったと思われます)。ラム肉の最大の特徴は他の動物の肉と違って油分の少なさ、ヘルシーさといったところにあるといえるでしょう。
 実はラム肉の脂は融点44℃と、他の肉と比べても高く、人間の体内に入ってもめったに溶け込むことはなく、吸収されずに体外に排出されます。こういった点からラム肉を摂っても脂肪分に変わることは少なくヘルシーだといえるのです。
 また、コレステロールが少なく、100gあたりのコレステロール量は魚肉と同程度しかありません。他の肉と比較しても格段に少ないのがわかります。さらに不飽和脂肪酸が多く、ビタミンが豊富であるなど栄養面でもしっかりしているので、きちんと食事を取りつつもヘルシーにすごしたいという人にとっては断然オススメできる肉となっています。
 古代の王様や貴族の人々もこうしたラム肉を様々に調理して日々の食生活を楽しく豊かにしていたと考えられています。
(写真提供:ジンギスカンのあんべ)

茄子
 茄子は日本でも食卓に欠かせない野菜の一つとなっていますね。それは古代のエジプトでも変わらず、昔から重宝されてきた食材の一つとしてあげることが出来ます。
 茄子に含まれる栄養素は、大半がカルシウム、鉄、カリウムなどのミネラル成分ですが、その他にも食物繊維を豊富に含んでいるなど、体が活動する上で重要な昨日を整えるなどの作用があります。
 さらに、茄子の皮にはアントシアニンやポリフェノールなど、おなじみの健康成分が入っていて、これらは体が老化していくのを防ぎ、若若しさを保つ働きをします。美容食品としても優れた野菜といえますね。その他にも茄子には抗がん作用や肥満を抑制する作用などもあり、人体に様々な良い影響を与える食物です。
(写真提供:北信州の道草図鑑)

カボチャ
 カボチャも茄子同様にエジプトでも古代から庶民、貴族など身分を問わず好まれた野菜として有名です。現在でも緑黄色野菜に分類されて、様々な栄養素が高いとして健康的な野菜としても注目されています。
 特に豊富に含まれるビタミンEは老化を防ぐ役割を果たし、体にしわやしみを出来にくくする働きがあります。肌に張りを与えて若々しい体を維持するのに重要な役割を担っています。その他にも肩こりや血液不順による冷え性などを解消する働きもするので、健康にも非常に役立ちます。
 さらにカボチャに含まれているβカロチンという成分は、ビタミンEの働きを助けて老化を防いだり細胞ががん化するのを抑制する働きがあるなどの効果が期待されています。免疫力を高める効果もあり、健康に日々を過ごすと共に美容に適した食材として注目を集めています。
(写真提供:LOTTE SNOW)

ヨーグルト
 エジプトから程近いトルコが発祥のヨーグルトは古代のエジプトでも親しまれており、レーベンという名前で呼ばれていたそうです。現在のエジプトではザバディと呼ばれていて人々に親しまれている食品です。
 ヨーグルトの主成分となる牛乳には人間の体を作るのに必要不可欠な成分が豊富に含まれていますが、ヨーグルトにはそれらの栄養素の質を高める作用を持つ乳酸菌と呼ばれるものが含まれているために、牛乳よりもよりよい栄養を補給する事が出来るといわれています。
 また、乳酸菌によるはたらきでヨーグルト内のたんぱく質はペプチドやアミノ酸として分解されて、私たちの体内での食物の消化、吸収を助けてくれるなどの役割を持っています。潤いのある綺麗な肌を作るのは内臓の働きが正常である事が非常に深くかかわっていて重要だといわれています。ですから、間接的であるにせよ美容効果も優れていると考えられる食品だといえるでしょう。
 ただし、一回性ではあまり効果が期待できず、日々の食生活にヨーグルトを取り入れていくなどの継続が非常に重要になってきます。
(写真提供:すこやか食生活協会)

スイカ
 スイカといえば日本の夏に欠かせない風物詩ですよね。しかしそのスイカのルーツは大昔のアフリカまでさかのぼります。原産は国は特定できていないようですが、熱帯アフリカの砂漠地帯かサバンナ地帯ではないかと言われているようです。
 5000年前のエジプトの遺跡を見ても、スイカを栽培している絵が描いてあるのがわかりますから、エジプトでははるか昔からスイカを食べていたという事になりますね。それからギリシャ、はては中国、日本まで広がったと考えられているようです。
 スイカの中身の成分は90%以上が水分とされているため、一般的には栄養価は非常に低いと思われがちですが、それは間違っていて、スイカの中には多くの栄養がぎっしりと詰まっています。その中でもスイカはカリウムの含有量が多く、体のむくみを取ったり、肝機能を正常化させたりと美容と健康に非常に役立っています。肝臓の機能が低下すると新陳代謝が悪くなってしまうので、肌を美しく保つためにもスイカはうってつけの食材といえるのではないでしょうか?
 そのほかスイカの中にはシトルリンと呼ばれている成分があり、それは体内の毒素であるアンモニアやダイオキシンなどといった有害な物質を除去して、腎臓を綺麗に濾過してくれる役割を持っているなど、健康にも非常に有効な事がわかってきました。近年の研究では、体の老化を防ぐ抗酸化作用も持っているという研究結果が出ていて、エジプトで古代から食されていたスイカの重要性が改めて発見された形となりました。
(写真提供:Hallo MART)

ルクソールリンクの参照
トップエジプト趣味と娯楽料理

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