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トップ神聖な動物
 ここでは古代エジプトの宗教観を飾った様々な動物を紹介します。
 ここで紹介する動物たちはそれざれが古代のエジプトでは神聖な動物としてあがめられてきて、その宗教観を彩り、古代のエジプト人の生活に少なからず影響を与えた人物として捕らえる事が出来るでしょう。
 その動物たちはそれぞれがまだ絶滅する事もなく私たちが見ることが出来るものばかりなので、時間があるときには古代エジプトの動物めぐりなどをしてみるのも楽しいかもしれませんね。


エジプトの中で最も古い神のひとつ。力強い猛禽類である鷹(場合によってはワシ?)を神格化したものであり、王のシンボルでもある。
王朝初期において、王はホルスの化身とされ、ホルスは王を意味する存在だった。
ところが太陽神ラーが台頭するにあたり、ラーよりホルスがえらいのではマズいということになり、ホルスはラーの息子に一段階下げられた。
その後、死せる王がオシリス神と同一視されたことにより、ホルスはオシリスの息子、生きた王の象徴ともされるようになった。
(写真提供:Acciptiridae様)



太陽が沈んだ後、夜の世界を照らす「銀の太陽」。太陽の船に対応する、月の船に乗る。
月が満ちている時は癒しの力、欠けている時は鋭い刃で邪気を祓う力を発する。また、月の光で特定の病を癒すことも出来るという。三日月をナイフとして振るうともされる。
もとは、新生児を守護する神だったと考えられており、月は霊感を呼び覚ますものなのか、新生児の余命を予言するという信仰もあった。
(写真提供:SUZUKI ROOM様)


カバ
その名前は「大いなる母(婦人)」を意味する。
ナイル河に生息するカバは恐れられる存在だったが、メスのカバだけは母なる女神として崇められた。
大きな垂れ下がった乳房と、保護を意味する護符「サァ」を持つ姿で描かれ、特に女性や妊婦の守護者。
(写真提供:カバ大図鑑様)



フゥト・ホル、つまり「ホルス神の館」というのが、名前の語源。意外かもしれないが、古代エジプトの初期には、ハトホル女神がホルス神の母親とされた。
有名なエジプト初期の王、ナルメル王のパレットには、戦う鷹の姿と、それを見守るように上部に描かれた牛の顔が刻まれている。(この牛は正確には"バト女神"で、のちにハトホル女神に吸収され、一部となった。ハトホル女神は多数の"母なる女神"の集合体であり、もともとは一般名称だったとも考えられる)
(写真提供:Emvryo of Yellow Cattle様)


クロトキ
死者の審判においては、アヌビスとともに死者の罪を計量し、是非を判定。死者の名前を書いたリストを所持ししている。
時の管理も行っており、水時計の開発者にして、暦をつける人。太陽の沈んだあとの夜の時間は、トト神が太陽にかわって地上を守護するという。
文字の開発者であり、書記たちの統率者。また、ピラミッドの建造方法など、優れた知恵を与えたのもトトとされている。
王が即位したときには、その王の名前を、永遠に朽ちない"イシェドの葉"に書き記す。
そして、中王国時代以降は、ヘルモポリスの万神殿の主もやっている。
(写真提供:Australia様)


ワニ
ワニの姿をとる神。主に、ワニの多い農耕地帯・ファイユームで信仰された。農耕地の守護神のため、豊穣の神という性格を持つ。
河に流された、オシリス神の体のパーツを拾い集めるのを手伝ったという意味では善神・オシリス陣営だが、ワニは嫌われるものとされ、セト陣営に属する悪神とされることもあった。そのため、地方によって崇められることも、迫害されることもあった複雑な方である。
(写真提供:巨大ワニ”ファーザー”様)



彼の主な役目は、生命創造と洪水管理。
手先が器用で、ろくろを回し粘土から人間を作り出す。四つの元素すべてを保持しているため、土の中に魂を吹き込むことが可能らしい。職人気質。誕生の女神ヘケトを妻とし、ともに人間を創造している。
また、エジプトの南端・エレファンティネの守護神で、そこより南方から来る洪水の管理をしているという。
ナイルの水源には普段、結界が張られており、水位が抑えられているのだが、クヌム神が魔法の矢で、毎年決まった時期にその結界を破ることによって水が溢れ出し、増水が発生すると信じられていた。
(写真提供:Sprina Lambs様)


(情報提供:無限空間別館様)
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